「欲望は欲望によってしか越えられない」(見田宗介)。- 生き方の「道具箱」におさめる言葉。 / June 29, 2017 by Jun Nakajima ぼくは、20年ほど前のメモに、こう記している。見田宗介「欲望は欲望によってしか越えられない」。前後の脈力もなく、この一文を、手書きで、書き付けている。...Read On. Read More
「ユートピア・天国・極楽」という幻想に仮託された世界の可能性。- ルトガー・ブレグマン、ユバル・ハラリ、見田宗介に共通する視野・視点。 / June 20, 2017 by Jun Nakajima 「ユートピア・天国・極楽」といったイメージや幻想に仮託されてきた世界の可能性を考える。...Read On. Read More
社会学者「見田宗介=真木悠介」の「文章の魅力」に学ぶ5つのこと。- その魅力を、ときほぐしてみる。 / June 17, 2017 by Jun Nakajima 「書くこと」を、ぼくが積極的にするようになったのは、20年ほど前、日本の外を旅し、生活をしはじめたときであった。...Read On. Read More
「メタ合理性」(見田宗介)の視界。- 「未来構想のキーワード」を道具箱に集める。 / June 16, 2017 by Jun Nakajima これまでの歴史に見られないほどの、時代の激しい変遷のなかで、「未来」は「予測するもの」としておかれがちである。...Read On. Read More
香港科学館「Eternal Life: 古代エジプト展」を観て。- 「永遠の生」を希求すること。 / June 12, 2017 by Jun Nakajima 香港にある香港科学館で、古代エジプト展「Eternal Life: Exploring Ancient Egypt」を観る。香港が中国に返還されてから20周年を迎えることを記念するイベントのひとつである。...Read On. Read More
「美しい姿勢」への憧れ。- 「ZYPRESSEN」のように、世界に立つために。 / June 11, 2017 by Jun Nakajima ほんとうに「美しい姿勢」に、ぼくは憧れる。人の美しい姿勢と歩く姿は、ぼくの記憶のなかで、アフリカの人たちのイメージと重なる。...Read On. Read More
「自我」の牢獄が溶解するとき。- 社会学者・真木悠介の「生の歓喜という経験」をめぐる冒険。 / June 9, 2017 by Jun Nakajima 社会学者・真木悠介の「トリオロジー」的な作品をつらぬく「主題」として、「生の歓喜」ということがある。世界の誰もが、意識的にあるいは無意識的に、追い求めてやまないものである。...Read On. Read More
社会学者「見田宗介=真木悠介」先生の応答に、15年以上触発されつづける。-「理論・理念」と「現実・経験」の間で。 / June 5, 2017 by Jun Nakajima 社会学者「見田宗介=真木悠介』先生による、朝日カルチャーセンターの「講義」で、ぼくは、見田宗介先生に質問をさせていただいた。見田宗介先生の応答が、15年以上経過した今も、ぼくを触発し続けている。...Read On. Read More
「どういう人たちと関わりたいか」。- 世界中に増殖する火種となる「新鮮な問いの交響する小さな集まり」(見田宗介) / June 2, 2017 by Jun Nakajima 社会学者「見田宗介=真木悠介』先生による、朝日カルチャーセンターの「講義」(2001年3月24日)は、その内容においても、そのスタイルにしても、ぼくを捉えてやまなかった。...Read On. Read More
社会学者「見田宗介=真木悠介」先生の講義で学んだこと。- 交響圏、夢中・熱中の連鎖、書きながら話し考えるスタイル。 / June 1, 2017 by Jun Nakajima 社会学者「見田宗介=真木悠介」先生による「講義」を、これまで一度だけ聴講したことがある。正確には、二コマの講義である。...Read On. Read More
「ひとり旅」と「二人・集団の旅」とは。- <横にいる他者>(真木悠介)が開く視界と世界。 / May 28, 2017 by Jun Nakajima 香港にそれなりに長く住んでいると、そこの風景が「当たり前」になってくる。...Read On. Read More
「お金・時間・自分」という問題系をつきつめて。- 真木悠介が照準する「みんなの問題」。 / May 25, 2017 by Jun Nakajima 真木悠介が、追い求めてきた問題系は、お金、時間、自分(自我)という、ぼくたちが生きていく中で必ず直面していく問題系である。...Read On. Read More
「知」についてのメモ。- ヘッセ、サイード、真木悠介を導きの糸に。 / May 21, 2017 by Jun Nakajima 「知」と「生」についてのメモ。知の巨人たち、ヘッセ、サイード、真木悠介から教えられたことのメモである。...Read On. Read More
野口晴哉著『治療の書』- 「巨人」を前に、心と身体の姿勢を正す。 / May 11, 2017 by Jun Nakajima 整体の創始者といわれる野口晴哉。1911年、東京生まれ。野口晴哉の著作のひとつ『治療の書』は、野口晴哉「治療生活三十年の私の信念の書」である。...Read On. Read More
「未来」を考える拠り所。- 加藤典洋著『人類が永遠に続くのではないとしたら』と向き合って。 / April 22, 2017 by Jun Nakajima 文芸評論家の加藤典洋が、日本の「3・11の原発事故」をきっかけに、「私の中で変わった何か」に言葉を与えた著書、『人類が永遠に続くのではないとしたら』(新潮社、2014年)。...Read On. Read More
「考えることの身体」について。- ロダン『考える人』は何を考えているか。 / April 19, 2017 by Jun Nakajima そんなことを考えながら、本を読んでいたら、オーギュスト・ロダンの有名な彫刻、『考える人』の面白い解釈に出会った。...Read On. Read More
「生きることの土壌」をつくること。- そのときには「意味」はわからないけれど。 / April 18, 2017 by Jun Nakajima 宮沢賢治の「時間と空間」に関する論考の中で、社会学者の見田宗介は、賢治が若いときに2年余りの時間を費やした土性調査の仕事に触れて、このように書いている。...Read On. Read More
「方法としての旅」から見えはじめたこと。- <虚構の時代>(見田宗介)の中で。 / April 16, 2017 by Jun Nakajima 「方法としての旅」ということを考えた。二十世紀の終わりに、ぼくは、「もがきの閉塞」とでも呼ぶべき生きにくさに出口を探して、日本の外に飛び出し、旅をくりかえした。...Read On. Read More
ぼくの「旅の経験」の奥行き。方法としての「旅」-「目の独裁」から感覚を解き放つこと(真木悠介) / April 15, 2017 by Jun Nakajima <目の独裁>から自由になること。ぼくが生きていくことの、豊かさの「奥行き」を、言葉として明晰に提示してくれた、真木悠介の一節である。...Read On. Read More
香港で、「貧困」のコンセプトを考える - シエラレオネ・東ティモールから香港を経る中で。 / April 10, 2017 by Jun Nakajima 香港は、この10年で、物価がとても高くなった。不動産価格はなかなか下がらない。家賃などもこの10年で上がり続けてきた。...Read On. Read More